ごあいさつ
こころと育ちの相談室えがおは、重い疾病や障がい、自閉スペクトラム症などで、日常生活や社会生活を安心して笑顔で過ごすことがなかなかできない子ども達を応援するためにスタート致しました。
私達の支えは、子ども達のえがおです。

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RDI療育(対人関係発達指導法)を使った早期療育支援(自費)
アメリカテキサス州ヒューストンで生まれたRDI(対人関係指導法)の認定を受けたコンサルタント*により、出来るだけ早期に自閉症スペクトラム症の子ども達やご家族を支援しています。これまでの療育ではなかった、ダイナミックインテリジェンスを育てることや、親がガイドになってお家での療育的な対応を指導します。毎日の様々問題場面にも対応し、ポジティブな体験に塗り替えていきます。
*RDI認定コンサルタントは毎年再認証があり、日本人コンサルタントはごくわずかしかいません。その為遠くにお住まいの方は、オンライン支援も行っております。
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居宅訪問型児童発達支援(東京都委託事業)
様々な疾病や障がいによってお家で過ごしている時間が長い子ども達に、居宅訪問型児童発達支援を行っています。ひとりひとりの育ちにあったプロフラムを考えながら、持っている力をたくさん引き出し、えがおいっぱいの毎日を応援しています。
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保育所等訪問支援(東京都委託事業)
自閉スペクトラム症などの特性があるために、社会的な集団場面で孤立してしまったり、失敗体験を繰り返してしまう子ども達のために、訪問支援を行っています。担任の先生には、子ども達が理解しやすい環境の工夫や得意な力を使った情報処理方法などを一緒に考えお伝えしています。子ども達には、その場でそっと少しだけお手伝いをしたり、声かけをして「できた!」という体験の積み重ねを応援しています。
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発達検査、知能検査、感覚検査などのアセスメント(自費)
子ども達がどのような事で躓いているのか、客観的なデータを基に判断できるよう、心理検査等を行っています。 どのような事を知りたいのかで、使う検査が異なります。
えがお支援プログラム
事業所概要
2025.3.195領域
健康・生活

- 一般状態の観察(療育の前に体温やSPO2,心拍数、呼吸数、気管分泌物の量など)を確認しながら、養育者からも昨夜の睡眠や機嫌、胃残渣、排尿、排便の状態について情報を得る。
- 口腔内ケアや頬のマッサージを行い、清潔に保つと同時に口唇を動かす、開けるなどの機能も維持していく。
- ベットの回りに危険な物がないか確認し、整頓の手伝いを行う。
- その日の天気や気温にあった服を一緒に選択する。
運動・感覚

- 活動を開始する前に身体のマッサージをして筋緊張をほぐす。
- 音楽にあわせて楽しく体操しながら、四肢の他動運動、自動運動を行い、血液循環を良好にし、関節の可動域を維持する。
- 視覚、聴覚、触覚、臭覚、温度感覚、固有感覚、前庭感覚を刺激し、ボディイメージを育てていく。
認知・行動

- それぞれの発達年齢に応じたメロディ玩具、機能玩具、知育玩具を用いて、出来た!という楽しさと共に自己肯定感を育てる。
- 活動に見通しが持てるように、絵カードタイマーや絵カードなどで確認できるような環境づくりを行う。
- 数字の理解や形のマッチング、名詞や動詞の理解、対義語の理解など、個々の力に応じて学習する機会を提供する。
- タブレットの使い方を遊びながら習得していく。
言語・コミュニケーション

- 遊びを通して一人一人の言語能力にあった言葉の数や文の構成で声掛けを行い、通じ合える楽しさを共有する。
- ベビーサインや手話、絵カードやアプリを用いて状態や気持ち、意思伝達、意思表示ができる環境を用意する。
- それぞれの興味にあった絵本の読み聞かせや歌を聴くことで、ことばに触れる体験をする。
- 療育者やきょうだい、支援者と一緒に簡単なルールのある遊びを行う。
人間関係・社会性

- 療育担当者が子ども達のお手本となるよう、様々な支援者と笑顔で挨拶をしたり、声をかけ、生活場面で文脈に応じた行動がとれるように伝えていく。
- 困った時に援助を求める発信が出来るよう、平常時から練習していく。